7月29日(金)持続可能なまちづくりを目指す秩父市日野地区にある陽野ふるさと電力株式会社を会員8名が訪問しました。
対応に出ていただいた江田(取)事業部長はこの話の発端は絵本「ありがとうあらかわ」にあります。と、そして荒川の支流寺沢川は秩父山系の伏流水が豊富に取れ小水力発電に最適だと分かり25人の出資者から500万円の資本金で会社を立ち上げ総工費8,000万円で小水力発電を建設しました。
取水口にコアンダー(小枝や木の葉の混入を防ぐろ過機)を取り付け、貯水タンクを経て80m下の発電所まで700mを導水管でつなぎ49.9kwの発電機を回しています。
水は通すが落ち葉や小枝、砂利を水路に入れない隙間を持った金属プレートが重なりあった沪過器
通常はピットを掘って水量の安定化を図るが、水流を貯める構造物をつくることが法的に認められないため水流の脇にプラ容器を連結させた貯水タンク
取水口から700m離れ、高度差を80mの位置エネルギーを確保した。
(陽野ふるさと電力資料より抜粋)
ペルトン型の水車(スロべニア・オンドラチカ社製)左の発電機は安川電機製