2月12日(日) 日弁連の公害対策環境保全委員会委員長をされている中下裕子先生をお招きして生活の中にひそむ化学物質の知られざる実態の話を伺いました。 日常生活の中には子供のおもちゃ、食品、洗剤、化粧品、テフロン加工品、建築材料など広く化学物質が使われています。 古くは水俣病、カネミ油症など薬害事件が発生し様々な化学物質による因果関係が判明し規制されましたが、依然として子供たちの体にはアトピー、ぜん息、花粉症などの異変が、そして学習障害、行動障害、高機能自閉症など精神性疾患を持つ児童も多くその比率は全学童の6.3%です。 化学物質によるヒトの生殖系、免疫系、脳神経系への影響が疑われている。 これらは極めて微量な環境ホルモンが神経回路(シナプス)をかく乱することが要因と云われている。 フッ素加工製品にはPFOSやPFOAが入っていますがこれらは微量でも体に異変を起こします。 日本の規制は欧米に比べ緩い。 昨年、ミツバチがいなくなる事件がありましたが安全で便利と云われていた農薬ネオニコチノイドの急速な普及に伴って拡散し事件発生と時期を同じくして起きたことからフランスやドイツでは予防原則の観点から使用が即時中止されました。 逆にこの頃を境に日本での使用量が増えたのです。 「日本には消費者を守る法体系が無いのです。」と熱弁がふるわれました。 「消費者である私たちにできることは声を上げることなのです。」とまとめられました。
2012年2月13日月曜日
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