2月8日(土)13:30~16:00 中央公民館第一ホールで環境団体交流会が開催され25の環境団体が集まり45名の方々が参加されました。
石田代表理事から「環境団体が協力して様々な環境課題に取り組むことが大切」と挨拶し、また小谷野市長から、益々温暖化対策が求められていると開催意義を伝える祝辞を頂きました。
第1部として、2015年から国連で提唱され2030年までに17の目標を持つSDGsの活動をどのように取り組んでいるかを各分科会リーダーから説明がありました。
緑分科会からは小川さんが「緑の環境保全活動と特定外来生物のクビアカツヤカミキリへの対応」が、川分科会からは近藤さんが「ふるさとの川・入間川の再生とにぎわい創出への対応」を、ごみ減量分科会からは西塚さんが「ごみゼロのまちをめざした対応」、温暖化対策分科会からは吉岡さんが「昨今の地球温暖化の状況と狭山市におけるCO2排出削減活動とSDGsにどうかかわるかについて」が報告されました。
このあと、第2部に入る前の「ティータイム」では、栗原理沙さんと成田美侑紀さんによる軽快なマリンバの演奏が披露されました。
この後の第2部ではさや環理事でありNPO埼玉エコリサクル連絡会顧問の土淵昭さんから「プラスチックの環境汚染問題と市民にできること」の話がありました。
私たちが捨てる廃プラ(廃棄プラスチック)のうち回収されない廃プラは川を渡り最後に海に流し出されますが、いまその量が増大し、また微細化して海洋生物の胃の中に分解されないまま溜り、またそれを人が食べる悪循環が起こっています。
このため包装材料としてのプラスチックを自然素材にしたり、分解しやすいプラスチックに変える研究開発が行われています。