8月20日(月)エコツアー「八ッ場ダム見学会」を開催しました。
8:00 狭山市西口市民広場に34人の狭山市民が集合し、バスで八ッ場ダムに向かいました。
このイベントはNPO法人さやま環境市民ネットワーク(さや環)と西埼玉温暖化対策ネットワーク(西温ネット)との共催で行われました。西温ネットからは入間市5名、川越市5名、所沢市2名、坂戸市1名、日高市1名、毛呂山町1名、合わせて49名が参加しました。
八ッ場ダムは昭和22年に関東地方を襲ったカスリン台風が首都圏に洪水をもたらし1100名の犠牲者が出たことから利根川水系にダムを作って水量を調節しようとする計画が始まりでした。
地球温暖化問題などなかった時代の計画ですが直面する海水温度の上昇に伴う台風の巨大化で列島の洪水が頻発する今となってはこの計画は結果的には温暖化対策被害の未然災害防止の重要な意義があると考えられます。
その一方で再生可能エネルギー比率が未だに10%を超えられないこの国の現実があります。
吾妻川には2本の大きな橋が掛けられておりそれぞれの橋の上から建設中のダムを見ることができる。
下の写真右上は湖底に沈む吾妻川
直下中央はかつての吾妻線のレールを使ってダム建設資材である砂利運搬のベルトコンベア(茶色いパイプの中を走っている)
ベルトコンベアは下流の八ッ場ダム建設現場に向かう。
会場で予備知識を受けたあとヘルメットを着用してバスに乗り込む。
八ッ場ダム上流側を至近の位置から望む
下流側に向かい線路を歩けば左前方にダムを見上げる