2014年8月31日日曜日

小水力発電&リニア見学センターを見学しました。

8月30日(土)曇りのち晴れ

NPO法人さやま環境市民ネットワークと西温ネットワークの共催事業
川越駅西口7:20am~狭山市駅西口8:05am~入間市役所前8:15
参加者45名(内5名小学生) 49人乗り大型観光バス(清水観光)
内さや環4名、西温ネット7名(内3名はさや環)

 自然エネルギーの中でも古くから活躍している水力発電について、そして小規模発電で地域の活性化につながる小水力発電について学びに都留市に向いました。また環境には色々課題がありそうなリニアについても施設の見学をしました。

 都留市ではエコセンターのガイドさんにより小水力発電が設置された経緯が解説されました。

江戸時代,谷村藩主の秋元泰朝が桂川を開削して高台の谷村に水をひき田んぼを作ったり水車を作って織物産業を興したことや、明治期には70KWの小水力発電を作って村中に電燈を灯した歴史があった。平成には小水力エネルギーを使ったまちづくりを始めた。「つるのおんがえし債」などで市民からお金を集めたり、都留市やNEDO資金による発電所作りが始まった。

平成25年度 1号機~3号機による市役所、エコハウス、植物栽培施設の電力自給率48.6%

元気くん1号 有効落差:2.0M 水量MAX 2.0m3/s(常時0.77m3/s)
         下掛け 直径6m×幅2m ブレード36枚 最大20kw
         平成25年度発電量 57,300kwh
         平成18年4月


元気くん3号 有効落差:1.0M 水量MAX 0.99m3/s(常時0.21m3/s)
       スクリュー型 直径1.6m×長さ3.0m 斜角 22° 最大7.3kw
       平成25年度発電量 28,500kwh
       平成24年3月


元気くん2号 有効落差:3.5M 水量MAX 0.99m3/s(常時0.21m3/s)
         上掛け 直径3m 最大19kw
         平成25年度発電量 81,700kwh
         平成22年5月


ビデオでは自然エネルギーの大切さや地元資源である水によるまちづくりに寄せる市長の意気込みが語られていた。

次いで都留市のもう一つの名所リニア見学センターに向った。
ここには2027年に東京と名古屋を40分で結ぶ中央新幹線のリニア実験線がある。
リニアが環境に良いのか悪いのかエネルギー浪費の元凶になるのかまずは見ることから。

実験走行があるのは分っているがうまく時速500km/hの走行を見ることができるか不安。
2時過ぎの館内放送「実験走行が始まります。」にツアーの皆さんが沸き立った。
何とか皆さん見ることができたようでハッピーなツアーになりました。

名古屋方面から

東京方面から

2014年8月27日水曜日

おもしろ環境講座を終了しました。

8月23日(土)9:30~11:30 狭山市水野公民館ホールにて27名(内17名が小学生)の市民の方々が使い終わったペットボトルを持って集まり「おもしろ環境講座」を受講しました。講座ははじめ近藤講師による環境クイズから始まりました。4問の環境クイズはチョット難しかったけれど全問正解でした。

この後ペットボトルによるエコライトづくりが始まりました。
5つのグループに分かれ、それぞれのグループに付く「さや環」のスタッフが紹介されました。

この後、渡されたキットの袋の中からボール紙を取り出して紙の加工を始めました。

どんな形になるかみんなワクワク、ドキドキです。


ペットボトルをカットする時は一番ハラハラしましたがみんな上手くカットできました。

最後に組み立てが終わって暗くするとLEDの照明が出来てライトが完成です。

2014年8月3日日曜日

石坂産業見学会

7月24日10:00から所沢市の石坂産業で工場見学が行われ23名の市民と市役所、さや環スタッフ合わせて35名が参加した。
石坂産業は日本全国から、時には海外からも視察が訪れる今やもっとも注目されている建設廃棄物のリサイクル工場だ。


最初に熊谷事務局長から「当社の廃棄物処理費は他社より高いです。」

それは単に廃棄物処理をするのではなく、費用を掛けて安全で信頼性の高い建設資材の工場にするためです。

環境の講義では3Rの話を小学生向けに質問形式で飽きないような配慮をして頂きました。

この後2班に分けて見学。廃コンクリートが持ち込まれ破砕機にかけられ鉄と砕石に分けられ更にふるいにかけられて、粒の荒い砂利になったり砂になったりして建設資材に再利用されます。




天気が良ければ昼間は太陽光だけで照明を使わず、重機は電気なので排気ガスが充満しない。砕石作業中は水が撒かれ埃が宙を舞うことが少ないので作業員は安心して作業ができる。

敷地のあちこちに立派な庭石(廃棄物として引き取ったもの)が置かれていたり武蔵野の面影を残した林は酷暑の夏を感じさせませんでした。

この会社は女性社長、女性役員で細かい心配りが素晴らしい。
http://www.ishizaka-group.co.jp/