2014年9月29日月曜日

環境講座「ソーラーシェアリングについて」が開催されました。

9月28日(日)13:30~16:30 ソーラーシェアリングについてCHO技術研究所 代表の長島 彬 講師の講演が狭山市市民会館でありました。 参加者は19名 +長島講師 計20名

長島講師によればソーラー発電の創成期には日本の家屋は屋根が小さかったり、平坦でなかったり、国土のうち未使用の地をソーラー発電に使うには限界があるはないのでないかといった懸念があった。そんな時農作物の生育に、必ずしも太陽光の全てが常に必要とは限らない事を学んだ。植物の成長は光合成作用によるが光よりもむしろ多量の水が必要。ソーラーによる日陰は植物の蒸散を抑制し、光合成に必要な水分を保ち植物の育成を促すことができる。



 田や畑にソーラーパネルを設けると地面では作物を取り、地上ではソーラー発電ができ、上下でおひさまの恵みが得られることになる。

 しかし農地にソーラー発電という発想を国の役人に理解してもらえるだろうか不安だらけだった。しかし国土を統括する立場の国交省が協力的なこともあり、実験データの蓄積により農地にソーラーパネルを設置することの有効性が認められ農地で発電することができる法律ができた。そして環境保全に前向きな県から徐々に浸透が始まった。ただソーラー発電による収益の方が農業収入より勝る場合も多く、作物への影響が80%以下では許可されないことになった。

 メガソーラーが綺麗に隙間なく並べるのに対し、パネルの間に隙間を設けたり、角度を可変にすることで風の通り抜けが良くなったり、積雪時の雪落としがうまくゆくことも分かった。更にこれらの作用を促進させるため縦横比を大きくした細長いパネルを利用した。

 こうすることでタテの支柱は風対策としての「抜け」の心配が少なくなったが、「沈み込み」対策として地中に抵抗体を設けて埋め込んだ。

 また重量を軽くするため単管パイプに締め付ける方式からパネルを強度メンバーにすることで全体重量が低下した。

 またソーラーパネルの量産技術が年々進化しているので、近々原発コストを下回ることも時間の問題であると考えてよいのだろう。いやすでに実質コストではソーラー発電の方が安いかもしれない。

2014年9月19日金曜日

環境講座「この美しい地球を守るために」が開催されました。

9月12日(金)13:30~15:30 広瀬公民館で環境講座「この美しい地球を守るために」がNPO法人さやま環境市民ネットワーク理事の児玉氏による講演が行なわれました。参加者は23名。


地球温暖化問題の原点に立って、地球を取り巻く大気圏の層が地球の大きさに比べ極めて薄いのにも係わらず、CO2のや他の温室効果ガスの増加が止まらない。

IPCCの5次報告が今年発表されたが、これによると温暖化が着実に進み、その原因が温室効果ガスの増加によるものである可能性がますます大きくなっている。

直ぐにでも対策を取らなければいけないのに国の温暖化対策はなかなか進まない。

市民一人一人ができることをしてゆくことが大事。

NPO法人さやま環境市民ネットワークでも様々な温暖化対策をしているので是非参加して欲しい。

参加者から日本よりはるかに多くの温室効果ガスを出す国があるのに市民が僅かな省エネをしても効果があるのだろうか?との疑問を投げかける場面もあったが

それぞれの国で皆温暖化対策をしており、日本国民だけがやっている訳ではないことを知ってもらった。

2014年9月9日火曜日

環境講座「昆虫工作教室」(シュロの葉でバッタづくりを楽しもう!)

8月18日(月)富士見公民館で環境講座「昆虫工作教室」(シュロの葉でバッタづくりを楽しもう!)が行われ15人の子供たちが参加しました。水野の森「里山の会」の11名が、バッタづくりの講師をしてくださいました。

はじめに「なぜ*シュロの葉を使うか」「狭山の雑木林の成り立ち」の話など環境との関係を教えてもらってからバッタ作りが始まりました。


ホントにバッタができるのかみな不安ななか講師の皆さんからシュロの葉の裂き方、折り方、力の入れ具合を教えてもらいながら段々バッタの形になってゆきました。


そしてついに素晴らしいバッタができました。今にもピョンと飛び出しそうですね。



*シュロは、かつて関西から南西に自生し、タワシ等の生産に使われていました。温暖化で関東でも多く見られるようになりました。繁殖力が強く、他の在来種を駆逐するので、関東では、環境にやさしくない植物と言われています。

富士見公民館とNPOさや環ごみ減分科会、水野の森「里山の会」共催

1月28日狭山台公民館で子ども環境教室が開催されました。

 1月28日(日)10時~12時 狭山台公民館で「こども環境教室廃材を利用したおもちゃ作り」が開催されました。 開会に先立ち公民館長から趣旨やさや環メンバーの紹介があり、雑がみ袋づくりの大貫さんから雑がみのカレンダーやポスターを使って雑がみを回収する袋のつくり方を学びました。  ...