11月30日(土)9:30 快晴の秋空に恵まれ、さやま環境ウォーク2019が開催されました。
今年は笹井地区に焦点を当てたウォークが企画され93名が台風19号(10月12日晩に通過)の傷跡生々しい笹井河川敷公園に集合しました。
この中には西武文理大学の学生11名の皆さんも参加者の誘導ボランティアとして参加してくれました。石田代表理事から笹井の魅力をたっぷり味わってくださいと開会挨拶の後、日光脇往還を北上して宗源寺を訪問しました。
江戸時代、平和な時代になって武士の役割が減ると八王子同心(警護)は
余る力で日光東照宮を交代で警護した。その時に作った街道が日光脇往還。現在の国道407号です。
この後、宗源寺に向かう。宗源寺は武田信玄の流れを汲む土屋家が開いた古刹。関ヶ原の戦いで家康とともに西軍と戦ったこともある武将。
宗源寺裏のハケ(崖)には武蔵野台地の地下から湧き出す泉が豊富で、滝不動とともに昔からかれることがない豊かな泉が涌いています。
台地に沿って歩くと笹井小がある。
校庭からは縄文時代中期の宮地遺跡が発見されたところです。この辺りの台地では水場も近いし景色もよいので縄文人も好んで住んだものと想像します。
坂を下ると白髭神社があります。太平洋戦争末期に受けた空襲の傷跡を後世に伝えています。
笹井ダムの説明を聞いています。昭和14年に建設されましたが空襲で破壊され後に米軍によって修復されました。ダム下手にはアケボノスギの珪化木がまた上手にはアケボノゾウの化石がほぼ完全な姿で発掘されました。
みそ汁をもらって昼食