7月24日14時から15時30分まで狭山台公民館ホールで寿大学講座の一環で「家庭にひそむ有害化学物質」と題した講演が行われ39名の方が参加しました。
講師はNPO法人さやま環境市民ネットワーク理事の土淵さんです。
土淵さんから最近きれる子やアレルギー体質の子など自分たちが子供の頃はいなかった子が増えたと思いませんか?これらは身のまわりに潜む化学物質が原因かもしれませんよ。
食べ物が腐りにくくなったり、ラップをかけてレンジでチンすると温かいものが直ぐ食べられたり便利になりましたが誰のためなんでしょう。
この問いかけに狭山台公民館の寿大学の皆さんが熱心に聞き入っていました。
食品添加物その1 保存料:安息香酸ナトリウム、ソルビン酸カリウムなどはカビが生えにくい、食品が長持ちするしてお店は便利だが、有用な腸内細菌を殺したり、発がん性であったりする。
食品添加物その2 発色剤:亜硝酸ナトリウムが入っていると商品がきれいに見えるが胃の中で発がん性物質ニトロソアミンに変化する。
食品添加物その3 合成着色料 タール色素とも言われ、もとはコールタールから得られるベンゼンやナフタレンなど芳香族化合物を原料としてアゾ染料。現在は石油由来。発がん性、青少年のきれ易さ、不妊症、胎児への悪影響でEU諸国は使用禁止だが日本は制限なし。
食品添加物被害を避けるために
加工食品の裏側に何が書いてあるか調べる。
昔から佃煮、砂糖漬け、塩類・糖類の多いものは菌類が繁殖できないので、保存料がなくても長持ちする。干物・乾物なども長持ちする。
環境ホルモン 外因性内分泌かく乱物質
ホルモンは動物自身が分泌して体調を整える役割をする。
しかし最近身のまわりの家庭用品の中にホルモンと同じ働きをする化学物質が多くこれらは体の仕組みに指令を出してかく乱する。
このような環境ホルモンが数百種類もあることが分かった。
なかでも合成洗剤には含まれています。
プラスチックトレーやラップに包まれたおにぎりを電子レンジで温めた場合、環境ホルモンが染み出す可能性があります。通常ほとんどの場合、影響は僅少ですが細胞分裂を繰り返す胎児に影響がないとは言えません。