2018年2月5日月曜日

自然エネルギーの意義について

 1月27日(土)13:30~15:00 奥富公民館ホールで「自然エネルギーの意義について」講演があり13名の方々が参加しました。地元の吹上自治会の集会所の屋根にマイタウンソーラー発電所が建設されたことを記念してソーラー発電等の自然エネルギーについて考えてみました。講師は吉岡理事


 この講座では自然エネルギーが数年前まで不安定と言われていたが、ここ最近の世界の電力は大きく様変わりし、自然エネルギーの割合が急激に増加し、電力の 25%弱にも達する勢いであること、また自然エネルギーの不安定さをカバーするために蓄電技術から畜エネルギーへと幅広い試行が試されており、従来の常識が覆され新しい常識が生まれていることが伝えられた。

 2011年以前、原発による夜間の余剰電力を揚水型発電の上部貯水湖に揚水してエネルギー蓄積を行い、真夏のピーク電力に供え下部貯水湖に放流し発電し電力不足を補っていたが、最近は晴天時のソーラー余剰電力を使って上部貯水湖に揚水してエネルギー蓄積を行い、朝と夕方の電力不足を同様に補っていることや、他にも晴天時の余剰ソーラー電力を使ってエアーを圧縮し、エネルギー蓄積するなど既存技術を使ったエネルギーの平準化が行われているとして、自然エネルギーの不安定さが解消されていることが伝えられた。

 更に驚くことは、これらの自然エネルギーの持続可能力が評価されてきたことから世界のお金が自然エネルギー建設に向かっているという。自然エネルギーが経済原則に従ってきたことから環境・安全やコストに不信感の高い他の発電方法が地球規模で普及が期待される。

 もちろんCO2増加のピークアウトが近いことも期待できそうだ。