2017年8月29日火曜日

土壌を活かす家庭菜園が開催されました。

  8月9日(水)中央公民館第5学習室で「環境にやさしいライフスタイル講座 土壌を活かす家庭菜園」が開催され14名の市民が集まりました。

 講師は「さや環」の土淵理事です。土淵さんはゴミ減量分科会や地球温暖化対策分科会で活躍されておられるだけでなく家庭菜園では40年以上の経験を持ち、無農薬、無化学肥料にこだわり科学的視点で土壌を捉え、美味しい野菜を作っておられるのでとても説得力がありました。



 農作物の生育に必要な肥料は細胞膜を作るタンパク質は窒素が、細胞液を作る塩化カリ溶液はカリウムが、細胞核を作るリン酸化合物はリン酸が必要になるので、窒素、リン酸、カリが肥料の3要素と言われるゆえんだそうです。
 その他にもカルシウム、マグネシウム、イオウ、亜鉛、ヒ素、銅など微量成分が植物の生育に必要で落ち葉堆肥や生ごみたい肥など有機肥料に含まれているが化学肥料にはこれらが含まれていないことがあるので美味しい野菜作りには有機肥料が必要なのだそうです。
 野菜くずなどの生ごみから作った堆肥作りが紹介されました。
「さや環」の大貫理事によれば「毎日生ごみを入れて撹拌しておくと発酵が進み匂いもありません」とのことです。



これらの有機肥料を使ってサツマイモ、玉ねぎ、トマト、キュウリ、カボチャ、キャベツ、白菜などの栽培方法が紹介されました。
そして最後に参加者全員に有機肥料が配布されました。