10月14日(金)久しぶりの秋空の中で入間川小学校の5年生が地曳網体験をした。
入間川の地曳網漁は昭和30年代まで大変盛んでしたが高度成長期になって都市化が進み川の汚染が進むに連れ、漁を生業としていた人たちが少なくなってしまいました。こんな伝統漁法を今に伝えようと「さや環」の川分科会では入間川漁協のご協力を得て地曳網体験と合わせ、入間川に棲む生物観察を支援しました。
鎖の錘の付いた網を段々岸に近づけ狭めてゆくと魚が姿を現し、魚を追いかける子供たちの歓声が入間川に響きました。
子どもたちの共同作業によって鯉が次々に上りました。
「さや環」の伊藤さんによると鯉の中に大変貴重な日本古来種の「野鯉」がいることが分りました。大発見なのだそうです。
外来種もいました。下の魚はブラックバスです。
アユもいました。
生物観察をした後はみんなで入間川に返してあげました。
また来年も会おうね。