入間川にカヌーを浮かべ、子供たちに体験させようというアイディアは23年前、さや環の理事故鈴木英有さんと共に進めた。そして、いつしか小学校の環境学習として定着し、さらにもうー方で、地域の青少年健全育成事業が合流した。今では、小学校でも健全育成の会でも子供用のライフジャケットをそれぞれが備品として数10ずつ所有している。この日「今後ともずっとやり続けるのよ」と健全の副会長も話していた。たったの二人から始まったカヌー体験のアイディア、川で舟に乗ることの法的な諸問題、漁協との調整、釣り人との調整、地域のコンセンサスづくり、安全対策。初めから全部やった。そしてそれから20有余年、今力強く地域に根付いている。健全育成の会の設営が素晴らしかった。釣り人への告知、受付、名札プレート、桟橋、乗下船の補助、そして漕ぎ手。全体の流れも完璧にできている。もう彼らの世代に託せる。地域と共に成熟したカヌー体験。いずれ私がいなくなっても続いて欲しいと、この素晴らしい秋空のもと感慨深かった。今日も沢山の子供が一生の思い出を作り、保護者達はスマホにその映像を残した。入間川東小、入間川小、富士見小合計60名体験、引率父兄約50名、設営指導約30名(コラボ事業)