12月9日(金)14時~16時 広瀬公民館ホールで広瀬寿大学が開かれ、皆川理事が「身近な入間川から環境問題を考える」と題した講演が開かれました。
入間川は古来より人の営みと共にあり、江戸時代には人や物を運ぶ物流の拠点として、またたんぱく源として昭和の中頃まで食糧倉庫として豊かな漁場でもありました。
NPOでは毎年、小学校の出前授業として地引網体験をしていますが、十数年前に比べ、魚の量が著しく激減していることに気付いています。大変危惧しています。
温暖化や外来魚の放流など様々な要因が考えられますが、その一つに
農薬影響があります。ネオニコチノイド系というのがあり、ミツバチの激減の要因ではないかとも言われています。
ネオニコチノイド系は昆虫や動植物プランクトンを死滅させるため、魚のエサがなくなってしまい魚が激減したのではないかといわれています。このため魚を食べる鳥もめっきり減っています。
入間川の自然の変化を是非体感して環境問題を身近に感じてください。