12月14日(土)14:00~16:00 広瀬公民館ホールで寿大学の中で「環境まちづくりと市民の役割」が講演され54名の市民が耳を傾けました。
講師はNPO法人さやま環境市民ネットワーク(さや環) 副代表の毛塚宏さんで永年市内でみどりのまちづくりに携わってきました。
狭山市は「みどり」を売り物にしていた以前に比べすっかり少なくなり都市化が進みましたが今でも市域の30%に森があり、緑は狭山の骨格をなしています。
埼玉県は くぬぎ山、堀兼、上赤坂、水野、逃水、南入間野の計128haを「ふるさと緑の景観地」に指定し県内最大ですがほとんどが私有地でありその永続性は乏しく危うい。
森は「みどりの幼稚園」として幼少期の教育に大変重要な要素である。
「さや環」を含め様々な団体が緑を体験させるイベントを企画し緑のまちの魅力を発信している。
水富地区においては水と緑の調和が素晴らしく根堀の用水路周辺の景観は素晴らしい。笹井には水車が平成まであったが保存されず撤去されてしまったことは大変残念だ。ほとんどの市民がこのことを知らされていなかった。市民の関心がないと折角の資源がなくなってしまう。
豊かな緑は地域のブランドであり、住みよいまち、訪れたいまちにしてゆきたい。