9月1日(土)13:30~15:30 中央公民館に於いて環境にやさしいライフスタイル講座「私たちの入間川」が開催され41名の市民が参加しました。
講師の皆川さんによると入間川は飯能市、入間市、狭山市を流れ、川越市で荒川に合流し狭山市は代表的な中流域河川による河岸段丘でできたまちです。
旧石器時代や縄文時代の頃から入間川の両岸には人の営みがある。
清水冠者源義高の悲話が「吾妻鏡」に記されたり、狂言「入間川」の初演は室町時代であるなど入間川にかかわる物語や演劇は多くの人に知られるなど人との係わりが深い。
昔も今も河原では花を植えたり多くのイベントが開催されている。
また入間川の景観は富士山や秩父連山を背景にするものから橋や堰などの構造物的な景観だけでなく、最近では市民によって繰り広げられる灯の川、義高の鯉のぼり、入間川にまつわる歴史演劇などもある。
国は治水利水だけの川ではなく、景観法を制定したことで川の様々な活用からくる新たな景観作りを推奨している。これに呼応する形で県も市も入間川のとことん活用を検討している。
参加者の声
魚道ができたが機能しているのか?
⇒定期的な検査をして魚の遡上を確認している。
物的景観だけがお宝ではない。
⇒様々なお宝を大切にしてゆきたい。
今年は入間川が濁っていて鮎がいなくなってしまった。
⇒原因を究明します。