8月21日(金)9:30~11:30 環境にやさしい地元企業の見学会で東亜ディーケーケー(株)様のご厚意によりを北入曽の開発研究センターを47名(内小学生以下22名、市関係者5名、さや環7名)が訪問しました。
東亜ディーケーケー(株)は昭和19年に設立。
大気や水質を計る計器を生産し販売する会社。
液体の酸かアルカリかを調べるPH(ペーハー)計は理系を学んだ経験のある方には親しみ深い測定器だが、この計器を作っている会社が狭山にあったんだとビックリされた方は多いと思う。
はじめに公民館長の新井さんが環境保全の大切さと環境を通じた市民交流に市民を受け入れて頂いたことへの感謝の挨拶を
次いで東亜ディーケーケー(株)取締役の狭山テクニカルセンター長の松野さんの挨拶と会社紹介をして頂きました。
「環境保全には欠かせないPH計、濁度計、溶存酸素計、イオンクロマトグラフ計は世界中の河川や湖沼の汚染度を計るのに使われていたり、大気測定ではPM2.5の測定や光化学スモッグの要因となるオゾンや揮発性有機化合物量を測定する計器や最近では病院など医療関係の測定器も開発し生産しています」と。
また日々の環境保全活動ではノーカーデーを設けたりLED化を進めたり、昼休みの消灯活動をしたり、生産活動などのハードウエアからソフトウェアにそしてあいさつ運動などハートウエア活動にも重点を置いておられるそうです。
「ハートウエア活動」素敵な言葉ですね。まさに環境と健康と心にやさしい会社ですね。
この後、環境講座を開いていただきました。
このなかでは昔の環境問題は局地的で公害と云っていたことや環境基本法では国民みんなが環境保全に取り組まなければいけないことが書かれているのですね。その他にPHとかCODの話とかPM2.5の話をして頂きました。2.5ミクロン以下の小さな粒子は肺の中に入ってしまうんですね。見えないものを計る技術の大切さを教えてくれました。
この後所内見学と計測機器に触れる実技指導をしてくれました。