12月3日(土)中央公民館ホールで今年最後の環境にやさしいライフスタイル講座が開催され34名の参加者が集まりました。
開会に先立ち田中館長より新しい狭山の将来像 が示されるのではないかと期待していますと挨拶
次いで さや環の毛塚副代表より話題提供
狭山市はこの半世紀で緑地面積が半減しているが市民の多くは緑豊かな町と感じている。
それは市域の30%にまだ緑が残っているからで、一般的に市域の30%を越えると緑が豊かと感じるものらしい。
しかし緑の多くが民地であり、この状況がいつまで続くか危うい。
そんな中で狭山市民は様々な緑化コミュニティーにチャレンジしている人がいます。
さやまっちガーデナーの今坂優代さんは「オープンガーデン」で新たな街の魅力づくりに取り組んでおられ、28件のオープンガーデンをお持ちのご家庭とネットワークを結び、お手製のおやき「狭山のごぼ里ちゃん」を持参してカフェを開き、花の話題や食を楽しむ活動をされ、看板つくりなどコミュニティーに欠かせない道具をみんなで楽しみながら作るのだそうです。
おたがいさま里食堂を運営するジオスさやまの山本さんは新狭山ハイツ周辺の共同の畑で作った作物をみんなで収穫し、みんなで料理してみんなで食べておしゃべりする楽しいコミュニティーでまちづくりをしているのだそうです。
緑の持つ魅力は単に草木が多かったり、田畑が多いから癒されるというだけでなく、花や畑の作物から豊かなコミュニティーが広がり、人と人の絆がつながるまちづくりにつながることを示してくれました。このようなまちづくりは人を呼び、新しい価値ができてゆくのでしょう。
この後コーヒーブレイク
参加者の意見には「森を持っているが維持する費用が馬鹿にならない。いい方法を模索している」
水野の森では地主さんとの交流で集いのサイトが拡大している。
お金の問題は切実な問題だが団体への県の助成金制度もある。
深谷では200名近いボランティアが駅前の花壇を整備している。
稲荷山公園の峽下はカタクリやつつじが有名だがほかにヤマユリ430株の群生が確認された。維持に協力してほしいなどの意見が出された。
これらは観光資源としての価値があり新たなまちづくりの可能性もある。